Fuligoでは様々な作り手のマリッジリングを常設でご紹介しています。
詳細をご希望の方はご用命ください。
Duodje(ドゥオッチ)とはスウェーデン、フィンランド、ノルウェー、ロシアの4カ国にまたがるラップランドの先住民族”サーミ族”達から何百年もの間語り継がれて来た伝統的な刺繍技法で作られる装飾品の事を指します。
サーミ族はトナカイを遊牧し生計を立てており、そのトナカイに敬意を表し、トナカイの革・角・現地の装飾で使用される錫糸(ピューターワイヤー)を使用しブレスレット等のアクセサリーを作っています。
言うなれば、感謝と祈りの断片とその堆積から作られるのがこのDuodjeです。
そういった生と向き合う事から紡がれて来た装飾を独学で、ここ日本で制作しているのがYOHEI NOGUCHIとなります。
現地の伝統的な制作方法をベースに、日本の伝統技術である水引や組紐を取り入れたデザインが魅力です。
ここから派生して制作されているのが編み込んだピューターワイヤーの表情を写し取ったリングやピアス等の金属作品。
ファッションジュエリーとしてでなく、結婚指輪としても選んで頂ける様にと考案されたのがこちらのデザインとなります。
通常品番ではリングの背面に号数に応じた継目が見られますが、結婚指輪は結われたワイヤーが途切れなく円を描く仕様になっています。
永遠を象徴するウロボロスをモチーフに仕立てられたマリッジリング。
神話に登場するウロボロスは「尾を飲み込む(蛇)」の意を持つギリシア語が語源。
蛇は脱皮して大きく成長する様や長期の飢餓状態にも耐える強い生命力などから「死と再生」のメタファー。
その蛇が自らの尾を食べることで、始まりも終わりも無い「完全」「永遠」「不滅」の象徴とされます。
金属はK18YG・K18WG・Pt900よりお選び頂ける他、瞳へのダイヤ入れ等のカスタムが可能です。
天然の素材 自然のいろ 気取らない人をコンセプトに自然のながれやかたち、現象をテーマにジュエリーを製作するMIKU FUKAMITSU。
彼女のマリッジリングは「息をするのと同じように当たり前な日常に溶け込む事」を念頭に制作されています。
身に着ける人達によって異なる個性が生まれるよう願いを込め作られるデザインはシンプルでありながらもどこか有機的な印象を纏います。
無風の水面の様なただただ静かな質感。
カスタムオーダーもご相談頂けます。
“お守りのようなジュエリー”を主題に掲げて作られるマリッジリング。
「たくさんの人に出会う中で、ある特定の一人(犬や猫、動植物も)と共に生涯を過ごしていくという事。そして新たな家族として登場してくる人たちの奇跡。私にとってはそれが心のお守り」
そう話す作家wada makiがそれぞれに物語を設けて指輪に紡ぎます。
いつかの月、幸福を意味するオリーブの樹、大切な人の欠片。
温かみのある造形を一点一点お仕立てします。
2人が一緒に歩むこれからの時間に思いを馳せた穀雨のマリッジリングは糸をモチーフにしています。
「糸が集まって束なりながら1つの形になっていく」
その姿をお2人が一緒に歩むこれからの時間のイメージと重ねました。
本物の糸を束ねその形を写し取った指輪は、糸からフラットな面へとゆるやかに変化します。
それは別々だった2人が出会い、日々を共に過ごす事で少しずつ1つになっていく姿を現したデザインです。
また、白い釉薬を焼き付けたリングは使う事で摩擦により釉薬が徐々に剥がれ、下に隠されたリングが姿を現し輝きを増していきます。
2人が共に過ごす事で日々がより輝くという願いを込めた糸の形です。
増﨑 啓起が手掛けるマリッジリング。
背景を省略した造形は個人個人がそこに意味を持たせる大きな余白です。
密度ある金属にこれからを重ねてお選びください。