mazar be Bracha(マザールべブラハ)と言う名のジュエリーブランド。
中東で宝石の原石を取引きする際にお互いの幸せを祈って交わされるヘブライ語の挨拶から命名されました。
『自分の作品を通して出会う全ての人々にこの言葉を送りたい』
この言葉は日本語訳にすると『神の祝福を』といった意味だそうです。
作家 わだまき 氏はFuligo創立から永くお付き合いをさせて頂いている作家の一人です。
山村で旦那様とお子様と暮らしながら、ゆったりとしたペースで制作活動を続ける彼女。
そんな彼女から街という喧騒の中ではあまりに速過ぎて見落としてしまいがちな何気ない風景の美しさを、豊かな着想で導き出した新作が久方ぶりにリリースされました。
今回は山深くから流れ着いた物語ある装飾の御紹介。
奈良の山深くの村に流れる川 天川(てんかわ)。
旧暦の七夕の夜、空に輝く天の川とちょうど流れが重なり天の川の星たちが天川に映り込むと云われています。
それに因み、川を挟んで男の神様と女の神様が彦星と織姫のように祀られています。
そんな天川の石たちを川底より掬い取り、型取って、ジュエリーへと昇華したのがこの天の川シリーズです。
水面に浮かぶ星屑を身に着ける様な気持ちで永く優しい気持ちで身に着けて頂きたい作品群。
小石ではなく、砂から原型を取って制作された粒子状のテクスチャーも。
全ての作品には、天の川の星々が天川に映り込むようなイメージで制作されたオリジナルコンセプトブックが付随します。
自然から紡ぎ出される背景を持ったお守りの様なジュエリー。
御縁と祝福があります様に。
窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分