FREijA(フレイア)はもの作りの根本に一から向き合って行くために、デザイナーが15年以上携わってきた自身のブランドを終了・リセットして屋号新たに立ち上げたアパレルブランド。
アップサイクルを主題に掲げ、廃材に新たな存在価値を見出すべく活動しています。
昨年の始動から丁度1年を迎える 4/1(土)より春夏の衣類を並べた受注即売会を開催いたします。
会期は4/9(日)までの一週間。
今展では以前から思案していた着物をリメイクした衣類や、実験的試みを分室にてご紹介します。
期中は一人一人の身体に合わせてのサイズオーダーもお受けしますので、着丈や袖丈、細かな所もご相談ください。
オンシーズンアイテムが並ぶ会期、オーダー頂いたものは一ヶ月以内でお作りさせて頂きます。
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FREijA 2023SS「Eventually,」
会期:4/1(土)- 4/9(日)
会場:Fuligo分室
4月店休日:7,10,14,21,28
作家在店予定日:1,2,8,9
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Eventually,(イヴェンチュアリー)
<意>最終的に~、結局のところ~
人と人との繋がり、とか、最終的に自分の1番の親友は自分だから孤独じゃない、とか、最近感じていることを総じて言語化したときに出てきた単語。
単語がパッと浮かんだのと同時に繋がった衣服(画像中のTシャツ)が頭に浮かんだ。
最近になって”give(与える)”の精神が強い人たちとの繋がりが増えて来た、とふと感じる。
心があたたかくなるような経験があったり、そこから新しいアイデアが生まれる楽しい体験があったり。
それ(他者との対話)とは反対に、自分との対話の時間も増えた。
自分の奥底に埋まっている自分を掘り返す、一種の宝探しみたいな作業が心地よく繰り返されてる。
私は人脈を築くこと(人を信頼しきること)が苦手だから、こういう気持ちになれるということ自体が自分にとってとても革命的なことだった。
それがどんなふうに作品に反映されている・されていくのかは分からないけど、今回久しぶりに(前ブランドの頃から振り返って)展示にタイトルを設けたのは、自分にとって今回の展示を”日記”のようなものにしたいと想えたから。
しばらく経ってこのテーマを見た時に、今起きていること・起きたことを思い出せるように記録しておきたいのだと思う。
「なぜ洋服というツールを選んだのか」ということを問いかけられたことが以前あったけど、今まで全く考えたことがなくてその時は言葉に詰まった。
自分にとってはとても自然で当たり前な事だったから。
自分との対話が楽しいと今想えるのは、そんな当たり前と改めて真直ぐ向き合えてるからなのかもしれない。
今回(春夏)は着物のリメイクとカットソーをメインにしたいっていう考えがあってこれは最初から漠然と決めていた。
デザインが固まる前に今展のテーマが浮かんで、気付いたらパチッとはまってた。
着物のリメイクは自分自身が私服でずーっと前から着ていて、素材の気持ち良さや、普段の洋服にも全然馴染むっていうことを知って欲しいって何となく想像していたけど、これが今回一つの形になるのも対話の賜物なのかもしれない。
シンプルな気持ちや発想を、今までより自分に頼って、もう少しだけ大きな声で伝えてみようと思う。
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<Schedule>
4/1-4/9:FREijA(分室)
4/15-4/30:ito atsuko(分室)
4/29-5/14:revie objects(分室)
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Fuligo(フーリゴ)
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