とても穏やかでお洒落な女性がお店にいらっしゃいました。
店頭に並ぶ様々な作品を手に取り、こちらからの声掛けにも体ごと目を向け、楽しそうに、丁寧に店内を回遊していく。
様々な作品背景に没入しながらぐるぐると。
『実はわたしも作ってるんです』
そんな彼女が数十分経った後、まるで忘れものをしてしまった事を先生に伝える様な面持ちで口を開いた事を今でもはっきりと覚えています。
作家である八木さんと出会って今年で3年目。
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福井県を拠点に活動する作家 八木 真衣 氏が手掛けるアクセサリーブランド『emme(エンメ)』
3月23日~4月14日の会期にて、初のギャラリー個展を開催致します。
2017年より毎年店頭で小規模なトランクショー等は開催して来ましたが、ギャラリースペースを一部屋丸々用いた展示販売会は今回が初めてとなります。
予てより作家共々大変楽しみにしていたこの催し。
何のゆかりも無い名古屋という場所を、様々なお店や人々が居る中からこのお店を選んでくれた彼女に、少しでも多くのご縁をお繋ぎ出来るよう進めて行きたいと想います。
今展示でご覧頂けるのは以下の3レーベル。
<EMME>
ブランド名を冠したコレクションライン。
emmeのデザインはここからはじまりました。
アンティークに着想を得た 石と金属のアクセサリーです。
K14GFを使ったカジュアルで繊細なアクセサリーやフランスのアンティークレースを銀で象ったジュエリーを中心に、シンプルだったり遊び心のあるデザインを心がけて制作しています。
<même si>
K10やK14を中心に金属の配合から成形まで、一つひとつ手作業で制作しています。
きちんとした形よりも人の手のあとを感じられる形を意識し、繊細で歪なラインを愛しながらデザインしています。
<HERBIER de emme>
花から色や質感などの情報を消して白銀に置き換えた時、
無機質な筈の金属が、有機的な暖かみを感じさせる。
本物の草木から作られる『emmeの植物標本』
大小・背景様々な装具と、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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歪な原石、アコヤパール、植物標本、アンティークのレース...
小さくて愛しいものたちを繊細なジュエリーに仕立てて並べてみたら、
その情景すらも愛しく思えてくる。
今回はEMME、même si、HERBIER de emme の3レーベルがたっぷり並びます。
emmeの小さな世界をお楽しみください。
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emme exhibition 『Le petit monde de emme(emmeの小さな世界)』
会期:3/23(土)→4/14(日)
場所:Fuligo gallery
定休日:毎週金曜日
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窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分