お店のロゴを刷新しました。
変えようと思った理由は色々ありますが、最後に腰を上げるきっかけになったのは何気なく記した以前のblogだったのかなと反芻しながら思ったりします。
新しいロゴを作るにあたり、大枠となる草案をなんとなく考えました。
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このお店のことを考えています。
「これまで」と「これから」のこと。
「これまで」の延長線上が「これから」なのか、
「これから」の手前にあたる「点」が「これまで」なのか。
結ばれているのか離れているのか、結ぶのか離すのか。
とても感覚的な思考ですが、このお店にとってはとても大切なことです。
このお店のことを考えるとき、わたしはこれを人々に委ねることにしました。
無機質にも有機的にも取れるかたち。
言語のようで言葉ではないかたち。
涼やかだけど熱いもの。
か細いけれど硬いもの。
派生しながら奥底へ、あくまで着想の入り口にのみ至る場所。
しずかにしずかに重さを増して、深い方へと向かえるように。
このお店のことを考えます。
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「これまで」と「これから」のこと。
わたしは点をつくりましょう。
結ぶも離すも委ねます。
委ねた分だけ邪気のない、幾多の豊かな感性が拓ける気がするのです。
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デザインをお願いしたのはジュエリーブランド「isir(イズィール)」のデザイナーを務める 松岡 氏 。
一個人として旧知の仲でもある彼に今回はお願いしようと着手する前から決めていました。
月並みな言葉で言うところのセンスってやつですかね?
「形の無い感覚に輪郭を設けられる才」
喩えるならそこにとても長けた人種なんです、彼は。
スマホからLINEをぽんと放りました。
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「委ねること=特定しないこと」
上記が僕の中のイメージです。
視覚化すると何事も固まってしまいます。
気体でいられない感じですかね?
液体だったり固体だったりになってしまう。
そこをなるべくぼかしたいと思ってます。
至極シンプルな方向がいいのかな、と。
何より、今後100年お店が続いても変わらないものとして考えてます。
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そして彼が制作してくれたのが以下のロゴ。
背景のロジックまで美しくまとめ上げてくれました。
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彼に頼んで本当によかったと心から思っています。
ありがとうございました。
また、ロゴ刷新に伴って紙媒体のDMも新調致しました。
データよりも紙でこそ味わいを発揮する様お作り頂いておりますので、こちら是非店頭などで見てやって下さい。
それでは。
※isirは2月に店頭にて初のトランクショーを行います。潔く美しいジュエリーにもご期待下さい。
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[2019年 イベントスケジュール]
・1/12~1/27 : kagari yusuke 小物展(ギャラリー)
・1/12~2/3 : はなもっこ trunk show(店頭)
・2/9~2/24 : 所作トランクショー(ギャラリー)
・2/9~2/17 : isir trunk show (店頭)
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窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分
毎週金曜日定休