2018年より東京は台東区の片隅にて、全6人の作家によるアトリエとして稼働するカラカナ。
2013年頃より親交のあるLicoyasやmeminiといった面々が所属するといった小さくない御縁もあり、この度こちらのカラカナが名古屋出張の名目の下分室へやって来ます。
会期は10/23~10/31の一週間。
期中は所属作家の中から5人の作り手に協力頂き、会場をカラカナ色に染め上げます。
出展作家は以下の通り。
memini
memini=覚えている
好きな物。その仕草。形と手触り。
忘れないように形を作っています。
忘れても生活に支障は無いけれど、
忘れてしまうと少し悲しい。
そんなものを作っています。
カイコの触覚はふさふさが片側だけにあります。
ハエトリグモが手に触れるとくすぐったいですし、
ワニの目からはミネラルを取りに蝶が集まります。
上腕骨の手触りはサラサラでざりっとします。
月の裏側はほとんどの人間が見たことがありません。
側にいたり、遠かったり、そんな物たちですが
私の興味が誰かの扉を開きますように。
Licoyas
甲殻類を模したアクセサリーを中心に制作。
実在する様々な品種の動作や構造を忠実に再現しています。
遊び心を持って作られる立体作品は身に着けるオブジェ。
GARAGE
毎日に少しだけ豊かさを感じられるアクセサリー
雑貨、家具や道具を製作しています。
いつも何かを創っている場所
身近で自由。明るく楽しみにあふれた空気
未来に繋がるモノが生まれる予感
GARAGEという名前にはこんな意味が込められています。
普段何気なく見過ごしてしまう身近なものたちに
もう一度、初めて出逢ったような
世界の輪郭がくっきりする鮮やかな感覚をお届けします。
DaQuise
或る児童文学の中の時間、
或る近未来小説の中の本、
或る絵本の中の家、
或る寓話的小説の中の地下鉄
実在する本の中の物語をテーマにしたモノを中心に私の好きなコト・モノなどに空想を足して造形に。
オブジェの一部が装身具になる作品など、実際手に取ってちょっと驚きたくさん空想を巡らせて頂けたら。
‘noesis
様々な現象(生命、自然など)から想起したイメージを作品にしています。
かつて存在した生き物たちのフォルムを借りたデザインとアクセサリーの融合を楽しんで下さい。
日常に少しの刺激と潤いになれば幸いです。
匿名的でいて白黒はっきりしない容で在りたいと今のお店は想っています。
レコードショップみたいな形は一種の理想形かもしれません。
J-POPもあれば洋楽もある。
アニソンもあればhip hopも、クラシックもアンビエントも演歌も童謡もある。
一系統に傾倒せず、幅広く色んな価値観や思想を一つにぎゅっと詰め込んだプレイリストみたいなもの。
そんなイメージ。
興味が無かった世界、関心が届かなった価値観、確信に到らなかった認識の追い炊き。
この機会を通して、見て下さる方の中に柔軟で確かな強度を持った自由意思が穏やかに広がる事を願っています。
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カラカナ展
会期:10/23(土)~10/31(日)
会場:Fuligo分室
10月定休日:18.19.20.29
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[2021年 イベント予定]
・10/9~10/24:ELCAMIカスタムオーダー会AW(店頭)
・10/23~10/31:カラカナ展(分室)
・11/3~11/10:GARA good-bye market(分室)
・11/13~11/21:vintage watch展(店頭)
・11/13~11/30:YOHEI NOGUCHI pickup(店頭)
・11/20~12/5:kagari yusuke 企画展「壁の部屋」(分室)
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窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分
毎週金曜日定休・不定休