僕が初めて内なる琴線を揺さぶられた装飾を手掛けていたのがlepre(レプレ)でした。
未だ若く、アクセサリーに然程興味が無かったあの頃の自分にとって、其の造形はとても衝撃的で、この作品達に出会わなかったら恐らく今ほどアクセサリーというものに深い興味を持っていなかったであろうと想います。
そんな個人的にも思い入れの強いlepreの個展を10/15(土)~10/30(日)の会期にて開催します。
場所はFuligoギャラリースペース。
この場所を生業とする以上「いつか必ず」と想い焦がれてきた会期は喜びも一入です。
兵庫県をベースに活動するlepreは作家 柴田 美和 氏 が手掛けるクリエイション。
不気味でいて美しく、荒々しくも穏やかな地金の線。
芯の強さが感じとれる石のセレクト。
それらを独特の感度で結んだ造形が魅力です。
今展示のタイトルは『森の底に来ました』
今年の春に神戸で開催された個展『森の底に居ました』からの流れを汲んでいます。
“森の底” は “心の底”
他人と接する時の自分を形作る、そっと秘めた場所であり、自己の根源です。
森という映像を介して潜る人の産まれ。
言葉よりも速い素直な感覚に身を委ねてご覧下さい。
原石、蟲、キノコ。
苔むす森の中から、自分の思想にリンクする作品を見つけて頂ければ幸いです。
lepre 個展 『森の底に来ました』
場所/ Fuligoギャラリースペース
会期/ 10/15(土)~10/30(日) ※毎週金曜店休
窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分
毎週金曜日定休