「フォトグラムとは」
フォトグラムとは写真の特殊技法。カメラを用いずに、感光紙と光源のあいだに、透明、半透明、不透明なさまざまな物体をおいて露光させてつくるシルエット写真。これによって抽象的なイメージを構成することができる。光源にはろうそく、マッチ、懐中電灯、写真の引伸し機などを用いる。
weblioよりフォトグラムとは
16、17日の「光と影をつかまえる」ワークショップが近づいてきました。
Fuligoでは今回の講師となる浅見俊哉さん、いしかわゆかさんの作品も展示します。
お二人の取り組みを見て頂くことで作家活動の内容を良く理解して頂こうと思い今回の運びになりました。
※展示画像はイメージです。
『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラム』
⚫作品内容
ヒロシマにある「被爆樹木(Bombed tree)」を、太陽を光源として、直接感光紙に焼き付けたフォトグラム(カメラを使わずに撮った写真)の作品展です。
被爆樹木とは、1945年8月6日8:15の原爆によって大きなダメージを受けたあと再び芽吹き、現在も生きている樹木を指します。私は、幹を高く伸ばし枝に沢山の葉を茂らせる被爆樹木に大きな生命力を感じ、2012年から毎年広島に訪れています。
2015年の今年は、戦後70年の節目の年です。作品を通して改めて「今」について感じ、考える時間となれば幸いです。
いしかわゆかさんは当日のフォトグラム撮影の際に
実際に感光紙の上に置いて影を写し撮ることのできるような立体的な切り絵作品と
ワークショップ会場内に切り絵のインスタレーションを展示してくれます。
では会場でお待ちしております。
【大事なおしらせ】
※Fuligoは3月より毎週金曜定休に変更となりましたのでご承知下さい。
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