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yuka ishikawa イベント ギャラリー展示

yuka ishikawa exhibition 「おしまい」:11/14→11/29

投稿日:2020年11月4日 更新日:

 

愛知県を拠点に活動する美術作家 yuka ishikawa。

切り絵・絵画・粘土・彫金・空間演出と、様々なアプローチで独自の世界観を表現し続ける彼女の個展を本年も開催致します。

 

何処か哀しげで何処か温かい。

儚げでいて強かな気概。

相対的な根源を結び留めた様な、曖昧な輪郭の造形達。

 

息を呑むような空間演出と共に、多くの方々にご高覧頂ければ幸いです。

 

 

 

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yuka ishikawa exhibition 「おしまい」

 

会期:11/14(土)→11/29(日)

場所:gallery space

11月定休日:5.6.12.13.20.27

 

 

 

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2015年から今回で6度目の個展。

5年という歳月を振り返る意味も含め、改めて彼女にお話頂いた事。

走り書きの様な断片的なものですが、記録として明記します。

 

 

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制作活動を始めたきっかけって何だったんですか?

 

2006年の1月、ふと思い立って折り紙を買いに行き、雪の結晶を作ったのが制作と名の付くものの始まりです。

それから今現在に至るまで、切り絵、アクセサリー、立体物、ドローイング等、その時その時の興味に委ねて様々な物を制作してきました。

 

 

 

僕個人の話ですが以前ドキュメンタリーを観ている時に耳にした「仕事は生き方」といった言葉がなんかずっと心の底にあります。

これが結構自分の大切な芯みたいなものになっている所があったりする、と年々感じたり感じなかったり。

yuka ishikawa作品を見ているとどこか此処に繋がるようなものを感じ取れる所があって、”生き方”を描写している様に映ります。

いや、”転写”の方がイメージ近いかもですが。

ものづくりをするにあたって大切にしている部分はありますか?

また、生き方と仕事の区別などはありますか?

 

「仕事は生き方」、私もそう思います。

どんな仕事であってもその中にはそれぞれの生き方が垣間見えますし、又生き方は仕事の端々に繋がります。

自分の生き方をあまり誇らしくお話しできるような人間ではありませんが、そんな私はその分過去の後悔、現在の願望、未来の理想を多分に仕事に詰め込んでいるような気がします。

意識的にも、無意識的にも。

作品には等身大の私よりも少し背伸びをさせている、そんなイメージです。

話が少し逸れるかも知れませんが、美しい存在への憧れというものが私の心の片隅にはいつも存在しています。

美しい物が形残らず消えてしまうことに悲しみを覚えます。

美しい物が踏み潰されてしまうことに痛みを覚えます。

永遠に美しい物など無いのに、それが無いことに絶望を覚えます。

だから、せめて私が目で見て鼻で嗅いで口で味わって耳で聴いて心で感じた物を作って、残せるならば残していきたいとそう思います。

 

 

 

切り絵やドローイングなど、マルチに制作をする中での葛藤や楽しみなどはありますか?

 

各分野からお声掛け頂けることが大変有り難く恐縮なのですが、時折自分が分裂していくような感覚に陥り、果たして一番本当に近い自分はどの自分なのか、他人が知る自分は一体どの自分なのかよく分からなくなることがあります。

 

 

 

最近は金属作品に力を入れていると思います。

美術的なアプローチで活動して来た今までからすると、装飾にフォーカスしてこの素材を取り入れた様に感じるのですがここに至ったきっかけだったりはあるんですか?

 

切り絵→切り絵のアクセサリー(紙)→切り絵のアクセサリー(フィルム)→金属のアクセサリーという流れで今に至っている訳ですが、始めに切り絵をアクセサリーにしようと思った大きなきっかけは、フーリゴさんのギャラリーで切り絵の個展をさせて頂いたこと、そして大阪にあるセレクトショップ itocaciさんのオーナー北原さんが切り絵のアクセサリーを作ることはできないだろうかとご提案下さったこと、その二つです。

学生の頃はファッション系の仕事に進みたいと思っていましたが、身体的な理由で自分からその道を遠ざけてしまいました。

それでも憧れは捨て切れないまま生きてきたのですが、ここに来てこういった形で関わることが出来るようになるなんて、人生何が起こるか分からないし捨てたもんじゃないなと思いますし、関わって下さる方々のおかげで転機が訪れ良い機会ばかりを頂いているのでとても感謝しています。

 

 

 

今回の個展タイトル『おしまい』はどういった経緯で決まったのでしょうか?

 

なぜ「おしまい」を選んだのか、実際のところよく分かりません。

閃きました。

でも、私の場合後になって分かることがとても多いので、多分きっとどこかで分かるのでしょう、ああこれだったんだなーと。

「おしまい」という言葉は、個人的に「終わり」よりなんとなくポップ且つシュールなイメージで、能動的な雰囲気で。

自分から潔く「はい!おしまい!」と終わらせる、そういうイメージ。

そんな感じが、なんだかいいなと思いました。

 

個展のメインビジュアルの文字は今回も姪(8歳)に書いてもらいました。

そうしたら、「おしまい」の後に彼女のマイブームである顔マークまで描いて。(分かりにくいですが、「い」の隣にある点々三つがそれです)

あーシュールだなー「おしまい😊」って…と思いつつも、イメージにぴったりだったので即採用しました。

姪にはいつも沢山のヒントをもらっています。

余談ですが、フーリゴさんでの初めての個展に際して窪田さんがくれた言葉「アポトーシス」(積極的な細胞死)にもなんとなく通ずるものがあって、それに気付いた時嬉しかったり。

※2015年の個展blog参照←

 

 

今後の予定や展望みたいなのはどんな感じです?

 

もっともっとドラマチックな物を作りたい。

そして、海外での活動を本格的にしていきたいです。

実は一つ素晴らしいご縁を頂いておりまして、そちらの発表が今から大変楽しみです。

取り敢えず、ひさしんぼ(窪田の事)いつもありがと!!!はよちょうどいい会しよ!

(ちょうどいい会→仲のいいゆったりメンツでひたすらご飯を食べたりカラオケをしたり真面目な話をしたりを気張らずほっこり執り行う会合のこと。遅くとも終電で帰宅ししっかりお家で寝る事が約束事に盛り込まれている)

 

 

 

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[2020年 イベント予定]

・11/14~11/29 :yuka ishikawa 個展(ギャラリー)

・11/21~11/29 :ELCAMI カスタムオーダー会(店頭)ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

・12/5~12/13  : jouer avec moa? シンデレラシリーズ最終オーダー会

・12/5~12/27  :穀雨/a.A トランクショー(店頭)ㅤ

・12/12~12/27:cocoon個展(ギャラリー)

 

 

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窪田

 

 

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