名古屋市中区栄5-3-6エルマノス栄中駒ビル2C / 金曜定休・不定休 TEL 052-241-7227

emme イベント ギャラリー展示

emme 個展「点と線」:9/4→9/20

投稿日:

 

emme

 

海の近く、湖の傍

春は一面が緑と喜びに満ち溢れ

夏は広い青空いっぱいに入道雲が見えます

葉が色づき、足元にいろんな実を発見する秋

昼間でも薄暗く、夜になると雷が鳴り響き

気づけば外が音もなく白くなる 長い冬

そんな静かな場所でコツコツとものづくりをしています

古いものや自然が好きです

雨の音を聴きながら窓の外を眺めていると

浮かんでくる色や形、質感

蚤の市で見つけた小さなレースのモチーフなど

集めたアンティークの欠片から浮かぶイメージ

コレクションキャビネットの引き出しに

そっとしまってある鉱物たち

見ているだけでワクワク、ウズウズしてくる

そんな気持ちをアクセサリーに仕立てます

だれかの指先に 耳元に 胸元に

彩りと喜びを与える 小さな宝物になりますように

 

 

 

 

_________________________________________________________________

 

 

 

昨年6月以来となるemme(エンメ)の個展。

店頭常設では無い当ブランドですが、2017年から毎年一回執り行って来た展示販売会も今年で5回目となりました。

「次回展示はいつですか?」といったお問い合わせも年々増え、少しづつ彼女の仕立てる優しい造形の認知が広がっていっている事を嬉しく感じています。

 

 

emmeは「EMME(エンメ)」「même si (メムシー)」「M by EMME(エムバイエンメ)」「HERBIER de emme(エルビエドエンメ)」の全4コレクションから成るブランドの総称。

今展は上記の全コレクション延べ数百点を並べ、空間を介してブランドの全貌をご覧頂ける稀少な会期となります。

少しでも多くの方へ良縁繋がる会期となります様、今年もゆったりお待ちしています。

 

 

 

 

 

< EMME(エンメ) >

ブランド名を冠したコレクションライン。

emmeのデザインはここからはじまりました。

アンティークに着想を得た造形が特徴で、フランスのアンティークレースをそのままの形で銀や金で象ったジュエリーが中心です。

金属に置き換える度にレースは焼失するため、その都度一つしかない形。

レースがなくなり次第廃盤になります。

それ以外にも銀で柔らかい表情のある作品はEMMEのレーベルで制作しています。

 

 

 

même si (メムシー) >

純金から金属の配合をオリジナルで決め、成形まで手作業で制作しています。(K10・K14中心)

きちんとした形よりも人の手のあとを感じられる形を意識し、宝石も使いますが主に原石を好んで用います。

繊細で歪なラインを意識していますが仕上がりは上品になるよう作っています。

 

 

 

M by EMME(エムバイエンメ)

主にSILVER925をつかった現代的なラインのアクセサリーです。

構築的・実験的、発展性のあるデザインを意識しています。

銀の表情をさまざまな手法によって表現し、冷たすぎずどこか温かさのある仕上がりになるよう心がけています。

 

 

 

HERBIER de emme(エルビエドエンメ)

植物の形をそのままに、銀や金に置き換えてつくるジュエリーになった植物標本のシリーズです。

自然が作り出した美しい造形を色や質感といった情報を剥ぎ取ってしまった先に見出すというコンセプトで、

リング部分にも植物自身の茎を用いるなど限りなく自然の形をジュエリーに落とし込みました。

 

 

 

 

_________________________________________________________________

 

emme 個展「点と線」

会期:9/4(土)~9/20(月)

会場:分室

9月定休日:1.3.10.16.17.24.27.28

 

「点と線」

もともとアンティークレースや植物の有機的な線であったり経年による歪みを自然なまま残してジュエリーにするということを意識して制作してきました。

同時にM by emmeのようにシンプルなラインで表現するすっきりとした装飾品もとても好きで、そこにパールや金属の点や粒が足されるだけで雰囲気がぐっと変わる様はいくつ作っても楽しく、今回は気の向くままに線や点の魅力を味わいながら作りました。

シンプルな線だけのアクセサリーは着けるとしっくりくるし、ポイントになるような点があると視線が一度止まります。

どれだけ作っても作り足りず終わらない制作でしたが、一つずつ一人でつくっているため、今できた分だけ全部並べてもらえたらと思って今回ご用意しています。

細い綺麗な線だけのピアスや、植物のごつごつしたり節がある茎の線のリング。

有機的な身体にどれも合うように作っています。

このご時世になかなか難しいかもしれませんが、一点だけのものが多いので実際に着けてみて様々なバランスの線や点を身体に合わせる愉しみを感じてもらえたらうれしいです。

作品(点)と人(点)が交わる事で、より多くの線はたまた面が出来上がるひと時になる事を願っています。

 

 

 

_________________________________________________________________

 

 

[2021年 イベント予定]

・7/31~8/31:GIFTED exhibition(店頭)

・9/4~9/20:emme 個展(分室)

・9/18~10/3:uM exhibition(店頭)

 

 

 

_________________________________________________________________

 

 

 

窪田

 

Fuligoトップページ

Fuligo Twitter

Fuligo instagram

 

MAP(←クリックすると詳細が表示されます)

FuligoMAP

 

アクセス:

矢場町駅1番出口から徒歩5分

栄12番出口から徒歩10分

毎週金曜日定休・不定休

-emme, イベント, ギャラリー展示

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

GARA 2019AW 即売会 :10/19→10/27

  嵐と共に残暑も過ぎゆき、気候は一気に例年の10月らしさを湛えつつあります。   上着が無いと朝晩は寒さを覚えるようになりました。       そん […]

Kuraishi Takamichi 個展:7/3→7/25

  店舗としてのお付き合いが始まった2015年、前身となる”gura”名義で執り行った会期以来となる分室を一部屋用いた個展形式での展示販売会が7/3(土)より始まりま […]

no image

cocoonの優しい空間

30日までギャラリースペースにて開催中のcocoon(コクーン)の個展。 日常の中に侵食する動植物がテーマの今展示は、観る者にストーリーをイメージさせます。   cocoonの装飾は『美しさ […]

MIKU FUKAMITSU exhibition『SKIN FORM』:9/5→9/22

  毎年テーマを設けてコレクションを発表するジュエリーブランド MIKU FUKAMITSU (ミクフカミツ)。 今年はギャラリースペースを使用し、その新作や定番アイテムを一堂に集めた個展形 […]

穀雨 × copo e eu 姉妹展「姉妹の鉱物」

  人間の骨は約3年~長い人で5年かけて新しいものに入れ替わると言われます。 穀雨(YOSHIKO CHONAN)による前回の個展が2018年、copo e eu(松原幸子)をお招きした前回 […]