“Wearable Object”
様々な図形を基にした構築的なアイテムを中心に身につける方向や角度、組み合わせ方によって多彩な表情を見せるジュエリーを展開。
シルバーやゴールド、それぞれの素材の特性を生かしたフォルムと質感、アイデアと遊び心、身につけて・並べて・飾ってお楽しみ下さい。
Design by KEIKO UEMURA
9/18(土)~10/3(日)の会期にて、uM(ユーム)による展示販売会を開催致します。
当ブランドの催しは2019年7月以来2年ぶり。
会期を楽しみにしているといった声も多く頂く中、久方ぶりにようやく開催できる運びとなりました。
期中はフルラインナップに近いアイテムを一堂にご覧頂ける他、リング号数も潤沢にご用意する予定です。
※作家都合により、今会期終了を以ちまして年内の新規制作オーダーは〆切とさせて頂きます。アトリエにストックがあるものに関しては当会期終了後もお問い合わせ頂ければ御対応致しますが、ストックが欠品状態となっているものを一から制作する事はお受けできませんのでご周知下さいませ。特にリングの偶数号・ハーフサイズ(9.5号など)ストックは元々ございませんのでご所望の方は会期中にご検討下さい。
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一概に「シンプル」と言っても、そこには多様な観点が存在し、個人の受け取り方や趣向によってその形は様々です。
もぎたての林檎丸かじりはシンプルだけど加工してジュースやジャムにして食すのはシンプルじゃない、みたいな。
いやいや素材そのまま果汁100%ならジュースもジャムもシンプルでしょ、みたいな人も居たり。
加工自体の有無を物差しにするのか、加工の度合いを物差しにするのか。
明確な線引きが無いまま何となくカテゴライズされている物事って世の中には沢山在ります。
定型的不定形とでも言いましょうか。
こんな事をぼんやり考えても「結局各々の価値観」っていう匿名的なオブラートに包まれて終いなのですが。
別に曖昧な事=悪い事では無いし、それだけ柔軟だとも取れる訳で。
uMの上村さんとは2015年からお付き合いが始まり、気付けばもう6年以上ご一緒させて頂いていますが、彼女の作るものを見ていると何故だか先述の様な思考が沸々と湧いて来ます。
2015年から変わらず今でも。
少しの歪みはシンプルだけど、歪みが強過ぎるとそれは逸脱したものと見なされる。
同じ線形でも大小で異なる。
金属の違いや天然石の有無で篩(ふるい)にかけられる。
ほんの少しのギャップでハマる・ハマらないがはっきりと現出する。
1mmの違いで体感が大きく変わる指環の号数みたいに。
少しの線引きを一貫してデザインする彼女の潔いジュエリーは見ていて楽しい。
不定形な自身の価値観に発見があるから。
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uM jewelry exhibition
会期:9/18(土)~10/3(日)
会場:Fuligo店頭
9月定休日:1.3.10.16.17.24.27.28
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[2021年 イベント予定]
・10/2~10/10:MIKU FUKAMITSU 個展(分室)
・10/9~10/24:ELCAMIカスタムオーダー会AW(店頭)
・10/23~10/31:カラカナ展(分室)
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窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分
毎週金曜日定休・不定休