植物が好きないしかわゆかという作家。
彼女の感性と草木とが交わる作品を、と制作して頂いたのがこちらの『花器』です。
底があり、上下がある花器ではなく、向きを選ばず好きな方向に植物を差せるイメージでお願いさせて頂きました。
光を呼吸する様な切り絵の器は、植物の影と出逢う事で幻想的な画を描きます。
横にしても縦にしても良い『捉われない器』はドライフラワーの為の舟。
こちらは正方形のデザイン。
雨上がりの蜘蛛の巣の様な立方体。
1本だけでなく、複数本差して頂いても美しい小箱。
『入れる』といった容器としての花器ではなく、『縁取る』為の花器。
ささやかな日々の陽だまりを、より愛でて頂ければ幸いです。
窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分