まるっとひと月の間メンテナンス期間として閉ざしていた分室。
来る6月、個展形式でのETSUSHIによる展示会より再開致します。
今年で2回目となる当ブランドの催し。
昨年はオンラインストアのみでの会期でしたが、今年は分室を一部屋使用しての開催となります。
レザーと金属を同期し制作されるジュエリー達。
異なる経年変化を辿っていくシンプル且つモダンな佇まい。
さらりと普段使いしながら、段々深まっていく表情をご堪能頂ける作品ばかりとなります。
中々実物を面でご覧頂ける機会が少ない当ブランド。
是非この折に様々な方にお手に取って頂ければ幸いです。
又、今会期では先日ローンチされたばかりのウォレットやポーチといったレザーアイテムも同時展開致します。
昨年作り手である黒川さんとお会いした際、新しいラインを翌年発表予定で思案しているといったお話を伺っていましたので、こちらも合わせて発表頂ける会期として今展は調整して参りました。
革の薫り立ち込める空間にて6/5よりお待ちしております。
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元々レザーとシルバーを組み合わせたアクセサリー「Cloth piece」は一切れの布という意味で名付けました。
これは洋服や革小物などを作る際に出る端切れがもったいなく、小さい端切れからでも宝石に代わる存在になる、という想いから名付けたシリーズです。
実際デニムブランドとのコラボアイテムではデニムを作った際に出る端切れをいただいて制作しているものもあります。
本来であれば捨てられるはずの廃棄繊維に、新たな付加価値を持たせることで、別の新しいアイテムにアップグレードして生まれ変わらせる。
こうした考えはアップサイクルと言われ、社会的にも少しづつですが広がってきています。
そしてこれはレザーアクセサリーを作り始めた当初からずっとやりたいと思っていたことで、ブランド自身で革小物を生産し、その裁断時に出る端切れをアクセサリーに生まれ変わらせる。
特に傷や個体差の多いヌメ革では生産する際に使うレザーの40%ほどが無駄になってしまうこともあります。
こうした無駄を少しでも無くすことで本来やりたかった「Cloth piece」の役割をブランドの中で完成させたかったのです。
また今回製作した革小物自体もアクセサリーブランドらしく、スナップボタンやチャームパーツなど通常は合金が使われることが多いパーツも、可能な部分は全てシルバー925で製作しています。
これは「Cloth piece」で使用している素材と同じで、使い込むほどにレザー、シルバー共に経年変化を楽しむことができます。
デザイン自体もストラップとケースが取り外し可能なアイテムがあるのですが、そのパーツにはブレスレットでよく使われる金具のデザインを取り入れたり、その他スナップボタンのパーツなどもオリジナルのデザインで制作しています。
またアクセサリーではシンプルなデザインが多いETSUSHIらしく、財布やケースなどもなるべくシンプルに使いやすいデザインにしています。
これまでETSUSHIのアクセサリーをお使いいただいている方にも、楽しんでいただける革小物に仕上がっていると思います。
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ETSUSHI exhibition
会期:6/5(土)→6/20(日)
場所:Fuligo 分室
6月店休:1.4.11.15.18.24.25.28
作家在店予定:6/5(土),6/6(日)
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[2021年 イベント予定]
・6/4~6/6:MABATAKI美雨 『still life』オンラインオーダー会(オンラインストア)
・6/5~6/20:ETSUSHI exhibition(分室)
・6/12~6/20:ELCAMI 新作発表&カスタムオーダー受付(店頭・オンラインストア)
・6/19~7/4:sussus. pop up(店頭)
・7/3~7/25:Kuraishi Takamichi 個展(分室)
・7/10~7/18:jouer avec moa? 受注会(店頭・オンラインストア)
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窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分
毎週金曜日定休・不定休