nusumigui の会 @Fuligoギャラリースペース
【会期】
5/21(sat)~5/29(sun)
【作家在廊日】
5/21,22,23,28,29
【一点物衣類の即売会】
延べ50点を越える即売アイテムが並ぶ予定です。
同じものは一つとしてありません。
【リフォームによるデザイン相談会(デザイン相談会は作家在廊日の5日間、予約不要)】
着なくなった衣服等をお持ち頂ければ、作家と相談しながら新しいデザインとしてリフォーム・改修致します。
例えばこんな感じ。
・お持ち頂いた2着以上の衣類をドッキングさせ、リメイクアイテムとして1着の衣服に。
・お持ち頂いた1着に作家が持参した生地を使って袖や裾をプラス。
・即売アイテムやご持参のアイテムにポケット等をプラス。
、、、等々、作家とデザインを相談しながら、旧きから新しきを作る試みです。
その場でミシンを踏んで制作してくれるので出来上がって行く過程も楽しんで頂ければと思います。
【鞄or帽子のワークショップ(参加費:お一人様¥3,500)】
上の部 12:30~15:30、下の部 16:00~19:00
5/21,22,23,28,29の五日間で開催します。
作家持参の生地を使い、帽子か鞄、お好きな方をお作り下さい。デザイン等も自由です。
縫製などの経験がない方でも気軽にご参加頂けます。
予約制となりますので参加希望やお問い合わせは info@fuligo.jp までご一報下さい。
※5/16時点で5/29 上の部に空きが1~2名様分ありますが、他は満席となっておりますのでその点を予めご承知おき下さい。
僕が初めてnusumiguiと出逢ったのは何年前だったか?
たしか4年くらい前。
ネットでだったか東京でだったか、始点が何だったのかはとても朧げですが『なんだ、このゆるくて可愛いの』と、初見で自分の中の琴線が力強く弾けた事だけははっきり覚えています。
大柄でもしゃもしゃな男性が着る独特なシルエットと、愛嬌のある何とも言えないこの感じ。
童心をそのまま無添加で育てた様な世界観が詰まったそれは、子どもの遊戯会を見る感覚に似た微笑ましさをもたらす事、己が根っ子のわりかし深い所にある一際純粋で素直な部分を揺する事に特化した、もったりとした心地良いそよ風でした。
名古屋では数年ぶりとなるnusumiguiの展示会をここFuligoで出来る事を一人のファンとしてとても嬉しく思います。
いつ何時も新旧というものが存在しています。
新作がポンッ!と生まれた瞬間に、さっきまで目の前にあった新作は準新作に。
その上にまたポンポンッ!と新作が生まれれば、この準新作は旧作に変わります。
そんな流れは恐らくずっと前から存在していますが、SNSの普及等もあり、そのスピードが更に加速している様にも見受けられます。
見れる・知れる媒体が増える事で認知・ニーズの裾野が広がり、変化に対しての反応がより顕著になった、あるいはその様に見える。
砕いて言うならそんな感じでしょうか。
“年間約20億着、60万トン”
1年間でリユース等をされずに廃棄される衣服の量と云われています。
この数字は国内供給量の半分以上を占めており、新しいものを求め、それが流通する裏側でより多くの物らが廃棄されている現状を暗示しています。
そういった大きな流れから少し離れた所でゆったりと衣服を手掛けるnusumiguiのスタンスには“ファッション”といった形容より“暮らし”といった形容が良く似合う、ほっこりと優しい無骨さが感じられます。
『もったいない、を、ぬすみぐい』
理由があるものの魅力、短い会期ですが是非会場で。
声で説明させて頂きます。
窪田
アクセス:
矢場町駅1番出口から徒歩5分
栄12番出口から徒歩10分